JPA株式会社による被害が発生しています!!

今年に入り、新たにJPA株式会社によるカンボジア不動産投資被害の
発生が確認されています。

具体的には、カンボジアのアパートメントのパンフレットが送付された
後、勧誘会社から転売が可能であるかのような虚偽の説明を用いる
劇場型詐欺の手法を用いて、アパートメントの購入代金名目で多額の
金銭を繰り返し収奪するという被害です。

この被害は、以下の点に特徴があります。

(1)被害発生の手口について
カンボジアの不動産を投資対象としている点、まずアパートメントの
販売についてパンフレットが送付され、続けて劇場型詐欺の手法が用い
られている点において、これまで極めて多数の被害を発生させてきた、
株式会社FIRST不動産、ユニバーサルマックス株式会社、株式会社
S. F.C.、そして、株式会社アセアンエステートによる被害発生の手口と
共通しています。販売対象としているアパートメントも、株式会社S. F.C.
が販売しているアパートメントと同じであり、パンフレットの内容も酷似しています。
(パンフレットの確認はこちらの「勧誘に使われているパンフレットや業者名リスト」のページからどうぞ)

(2)販売会社の役員構成について
また、このJPA株式会社は、平成23年4月13日に今野郁男氏を
代表取締役として設立されました。現在は、東京都に本店所在地を置いて
いますが、当初は神奈川県でした。
そして、平成25年9月9日に今野郁男氏が代表取締役を退任すると同時に、
従業員Gが代表取締役に就任しています。同氏は、株式会社FIRST不動産の
元従業員であり、同年4月1日に株式会社S.F.C.の代表取締役に就任し
たばかりの人物です。
また、この平成25年9月9日という日は、FIRST不動産の元従業員
である従業員Fが、株式会社アセアンエステートの代表取締役に就任した日と同じです。
なお、従業員Gは、代表取締役就任後、わずか1か月弱後の10月1日に退任し、
現在の代表取締役が就任しています。

このように、JPA株式会社によるカンボジアのアパートメントの販売は、
その販売の手法や、会社の成り立ちからみて、他の会社による販売と同様、
今野郁男氏が関与して計画・立案されたものであることが推認されます。

JPA株式会社によるカンボジアの不動産販売には、くれぐれもご注意下さい。