9月6日(火)午後3時00分からの公判期日において、架け子J、
架け子K、架け子Lについて論告・求刑が行われました。
架け子Jについては、架け子グループである「J班」の最高責任者として、班会議の
開催、メンバーへの酒食の提供、海外旅行への帯同など架け子グループを統括して
いたこと、FIRST社従業員Eとの連絡を密にして受け子らとの連携を円滑にしたこと、
2年9か月の間に約5000万円(月額約150万円)もの報酬を得ていたことなどを
理由として、懲役12年の求刑がされました。
架け子Kについては、「J班」内の「K班」の責任者として本件詐欺行為において
果たした役割の重要性や、2年3か月の間に約4000~5000万円(月額約
148万円ないしはそれ以上)もの報酬を得ていたことなどを理由として、
懲役11年の求刑がされました。
架け子Lについては、「J班」内の小班のメンバーとして本件詐欺行為を行っていたこと、
他の班のメンバー宛の電話を取り次ぐなど他班の詐欺行為にも協力していたこと、約2年
9か月の間に約1500万円(月額約45万円)もの報酬を得ていたことなどを
理由として、懲役6年の求刑がされました。
判決期日は、10月24日(月)午後2時15分に予定されています。
弁護団では、引き続き、刑事公判の傍聴等を通じて、その動向に注目していきます。