本日、当弁護団が実施した被害110番の結果をご報告します。
午前10時の110番開始時間前からご相談の電話が鳴り始め、合計31件の電話相談を受けました。
ご相談のお電話は、関東近県から九州までからと、日本全国から頂き、
今回の被害が全国な広がりを見せていることが分かりました。
ご相談者の年齢層は、ほとんどが60代以上の高齢者でした。なかでも70代以上の方が
中心を占め、今回、高齢者がターゲットにされていることが、改めてよく分かりました。
被害金額の合計も、今日の110番のご相談案件だけでも合計約4億9000万でした。
これまで当弁護団が相談を受けて把握している42件約9億円とあわせて、
全72件、被害の合計金額が約15億円となり、全国に甚大な被害が発生している
ことが分かりました。
今日の110番を実施して、本件の問題の深刻さが改めて浮き彫りになるとともに、
被害にあった高齢者が、普段、ご家族等の周囲の方に相談ができていない状況が
多いことが分かりました。
「おかしい」と思ったら、ご家族や周囲の方、お近くの消費生活センター等の
公的機関、当弁護団にご相談をしてくださるようお願いいたします。
当弁護団への具体的な連絡方法は、こちらからどうぞ。
【本日の被害110番についての報道等】
・NHK “カンボジア投資”で電話相談