カンボジア王国の法人や、 その代表者らを被告に加えた集団訴訟を提起しました。

当弁護団では、被害者から依頼を受けた案件について、損害賠償を求める裁判を提起しています。
本日(平成25年12月10日)現在、30人の被害者による、被害額合計約6億8000万円に
ついて裁判が係属中です。

そのなかで、以下のとおり、受任案件の一部について、複数の原告による集団訴訟を
提起しましたのでご報告します。
この集団裁判は、日本国内の法人や代表者、従業員に加えて、カンボジア王国の法人や、
その代表者、役員らを被告とした訴訟を東京地方裁判所に提起しているものです。

当弁護団では、今後、被害者から依頼を受けた案件につき、逐次、集団訴訟または
個別の裁判を提起していき、関係者らの責任を追及していきます。

1.第1次集団訴訟
【訴訟提起日】
 平成25年10月31日
【原告】
 7名
【訴額】
 8404万円
(被害額合計7640万円に弁護士費用相当損害金を付加)
【被告】
 (1)株式会社FIRST不動産
 (2)ユニバーサルマックス株式会社
 (3)上記(1)(2)両社共通の代表者、及び、従業員
 (4)AAP INTERNATIONAL (CAMBODIA)CO.,LTD
 (5)CLES NET WORK CO.,LTD
 (6)上記(5)(6)の代表者とされる今野郁男氏

2.第2次集団訴訟
【訴訟提起日】
 平成25年11月25日
【原告】
 13名
【訴額】
 2億8290万円
(被害額合計4億3265万円の一部に弁護士費用相当損害金を付加)
【被告】
 (1)株式会社FIRST不動産
 (2)ユニバーサルマックス株式会社
 (3)上記(1)(2)両社共通の代表者、及び、従業員
 (4)AAP INTERNATIONAL (CAMBODIA)CO.,LTD
 (5)CLES NET WORK CO.,LTD
 (6)上記(4)(5)の代表者とされる今野郁男氏
 (7)上記(4)の役員として重要な役割を果たしているとされる個人2名