カンボジア不動産投資被害に遭った被害者を狙った、2次被害が発生しています。
当弁護団で把握したケースには、被害者宛に弁護士を名乗る者から「被害を取り戻
してあげます。」などという電話があり、この自称弁護士に依頼するための費用として
多額の現金を手渡ししてしまったというものがありました。
勧誘の際、被害者を信用させるために当弁護団の名称や弁護団所属弁護士の名前を
使用しているケースもあるようです。
当弁護団では、当弁護団に連絡を受けていない被害者に対し、弁護団所属の弁護士
から「被害を取り戻してあげます」と連絡をすることはありません。
カンボジア不動産投資被害に遭われたみなさまにおかれましては、2次被害を
受けることがないように、くれぐれもご注意下さるようお願いいたします。
なお、一度遭われた詐欺などの被害について以下のような電話や通知(手紙)があれば、
それは詐欺です。絶対に信じてはいけません。
また、少しでも「この話は怪しいかも?」と思ったら、お金を払う前に、
家族や消費生活センター、警察、当弁護団の弁護士にご連絡ください。
1)頼んでもいないのに、「被害を取り戻してあげる」とか
「被害を取り戻せる」などと言われた。
2)頼んでもいないのに、弁護士を紹介するなどと言われた。
3)法律事務所ではない場所で待ち合わせて、お金を支払うように言われた。
4)弁護士に一度も会わずに、被害を取り戻すための着手金や
費用などとしてお金を支払うように言われた。
5)家族や知人などには相談しないように言われた。
※これらは詐欺の勧誘に特徴的なケースを挙げたものであり、ほかにも詐欺の
手口の特徴はたくさんあります。詐欺師は手を変え品を変えて騙してくるので
注意してください。